2017年10月26日木曜日

雨と泥のレース準備メモ!

さて、シクロクロスシーズンも開幕ですが、どうやら週末にまた台風?雨?もう勘弁してよーと言いたい気持ちを堪えて、とりあえず準備しましょう!
MTBやシクロクロスのレースに関わっていると、雨や泥のレースには事前準備が肝心なんだなー、というのが実感です。
まだ、雨や泥での環境で走った経験が少ない方は「ちょっと濡れるぐらいでしょ?」と思われるかもしれませんが。。
これからの時期、雨や水濡れで体温を奪われると、低体温症の危険があります。危険っていうぐらいだからホントに危険なんですよ。。
去年の野辺山で、ずっと雨に濡れっぱなしの選手達がレース後、言葉もなくずっと暖房の前で震えていたのを思い出します。1時間程のレースでも消耗ぶりは相当です。テント、暖房、着替えや食べ物など準備しても、相当しんどかったと思うので、その準備がもし無かったら、と考えると、恐ろしいですね。
というわけで、雨と泥のレースにあったほうがいい、ちょっとした物メモです。もちろん、選手だけでなく観戦の参考にもなるかと思います。
・雨合羽、複数!
試走から雨だったら、迷わず合羽着てGO! 雨じゃなくても地面が濡れていたら、容赦なくレーパンに水が染み込みます。 そして洗車や後始末のためにも、合羽は複数あると良いです。
・長靴
既に駐車場から泥沼なことがあるので、すぐ履ける所に入れておくと良いです。防寒目的でなければ、話題の「野鳥の会長靴」や、ネオブレーン素材の農業用長靴ならコンパクトに畳むことが可能なので、自走の人も持ち歩きできるかと思います。
・ビニール手袋
はめたまま作業が出来る、使い捨てタイプの薄い物は泥レースに重宝。バイクを組んだりチェーンなど触るなら、油にも対応する二トリル製がおすすめ。
・ブルーシート、ウエス
泥だらけになったら着替えを置く場所にも困るもの。覆ったり掛けたり置いたり、いろいろ活躍するブルーシート。安価なので多めに準備。使い捨てのウエスは、バイクを拭いたり、泥を拭ったり、身体を拭いたり重宝。市販品もありますが、意外と水分を吸わない生地が混じってるのもあるので、ヨレヨレになったタオルや衣類を切ったもので十分。
ポンチョ型雨具
観戦や待機時の防寒具にもなるのですが、着替える場所が無いときがあるので、特に女子選手におすすめ。プール用お着替えタオルよりも、泥がついたときの処理がラクです。透けない厚さや色のもの、着替えできる長さや、手を出し入れできる空間があるか、選ぶ時にチェックしてみてください。
・ゴミ袋、コンビニ袋
濡れたもの、汚れたもの、捨てるもの、色々ひっくるめて入れて持ち帰るために、多めに持っていくといいでしょう。コンビニ袋は、足元が泥だらけの時に、簡易シューズカバーとして使えます。どうせ汚れるのですが、スタート前に泥がこびりつくと、クリートキャッチしにくくなるので。。
他にも色々あるので、好評なら追加します。
ここまで読んで頂いてお気づきでしょうが、雨や泥のレースは荷物が増えます。。自走ライダーには辛いですね。もし自走ライダーがお知り合いに居るときは、車に荷物を置かせてあげたり、多めに雨装備持って行ったり、少し気遣いしてあげると良いかと思います。
おっと、ここまで来て全然取り扱い商品が無いことに気づきました。。
雨や泥のレースにあると快適度が違う、Dexshellの防水小物取り扱い開始しました!!特に用途によって厚さが選べる防水ソックスは、トレラン等でも人気のようです。今年雨レースが多いですね!準備はお早めに!!
箱の人@寒いの苦手