2018年9月5日水曜日

イケナイおねぇさんは何故イケナいのか、考えてみよう

☆イケナイおねぇさんは何故イケナいのか、考えてみよう!
さて、いけないおねぇさんのお勧めする「ホイールを踏みつけて馴染み出しをする」という方法ですが、どんなことが起こるか、実際あった例を検証してみましょう。
都合上、写真は撮っていないので、箱落書きでちょっと分かりずらくてスイマセン。
手組みホイールの組み直しを依頼されてバラしたスポークが、図のようにスポークのネジの上あたりで、全周に渡ってランダムに浅く「くの字」に曲がったものが沢山ありました。
もちろん、実走して、ある程度使ったホイールなら、曲がる原因は色々あります。(リング錠や駐輪機で車輪を回してしまったため、スポークを付け根近くで曲げてしまうケースが多々あります)ゆえに、特定することは難しいですが、挟んで曲げた場合はピンポイントで大きく曲がること、ランダム且つ曲がりが浅いこと、挟むにしては曲がる箇所がネジ山に近すぎること、等を考えると。。
断定はできませんが、このケースは仮組途中に、スポークの上に無造作に体重をかけるような「馴染み出し作業」で曲げられた可能性も考えられます。
また、細いスポークだから目に見える形で曲がりますが、リムも同様に無造作に横から踏むような力をかけたら、ものによっては不可逆な歪みが生じるかもしれません。
ホイール組み作業をされる皆様は組付けの段階で、リムの歪みをチェックし、スポークに不良があれば取り除いているかと思います。しかし、仮組の段階でスポーク及びリムにダメージを与える作業を、わざわざ時間をかけてやり、そこで生じた歪みを振れ取り作業で追い込んでいるとしたら、なんとも切ないですね。
じゃあ、何と何を馴染ませるのか。効果的な作業はどうすればいいのか。
そんな疑問が湧いて来たら、次回ホイール組講習に是非お越し下さい!!
(結局宣伝か!そのとおり!!近日日程公開。。予定!)
で、イケナイことやってくれるおねぇさんはどこいったんでしょうね。。
箱の人@箱を壊さないでぇえ~~