『サスペンションのセッティングは人それぞれ』
先日PAXPROJECTチームの方に少しだけサスペンションセッティングを書きましたが、
その続きとして考えて頂けると良いかと思います。
※是非PAXPROJECTチームにも「いいね」をしていただけると時間がある時にこのような記事を書きたいと思います。
https://www.facebook.com/…/a.15266879976…/1727059437575977/…
その続きとして考えて頂けると良いかと思います。
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今回のCJにおいては5位に入った前田公平選手と6位に宮津旭選手のサスペンションの違いを比べてみたいと思います。
まずサスペンションと言うのはきちんとメンテナンスがされている限りはどのようなセッティングをしたとしても総合点は100点だと考えています。
その総合点の100点をどのような性能としてステータス振りをするかと言う事になっています。
しかし人によってはワールドカップを走るスピード領域で走らないとそのセッティングのメリットがないよ?って言うようなセッティングで乗られている人が沢山いるのも事実だと考えています。
その総合点の100点をどのような性能としてステータス振りをするかと言う事になっています。
しかし人によってはワールドカップを走るスピード領域で走らないとそのセッティングのメリットがないよ?って言うようなセッティングで乗られている人が沢山いるのも事実だと考えています。
前田選手にとってのサスペンションと言うのは前田選手の動きを邪魔しない事。
宮津選手にとってのサスペンションと言うのはライディングを破綻をさせない事。
宮津選手にとってのサスペンションと言うのはライディングを破綻をさせない事。
CJエリートの下りスピードはトップクラスの前田選手のセッティングはリバウンドスピードがかなり速いセッティングになっています。
リバウンドスピードが速いと下りでのバイク操作にタメ(余裕)がない為に一つ間違えば転倒につながってしまいます。
ある意味では普通の人では扱えないセッティングなのですがそのセッティングで乗りこなせる技量があるからこそあのスピードで下りが走れると考えてください。
リバウンドスピードが速いと下りでのバイク操作にタメ(余裕)がない為に一つ間違えば転倒につながってしまいます。
ある意味では普通の人では扱えないセッティングなのですがそのセッティングで乗りこなせる技量があるからこそあのスピードで下りが走れると考えてください。
宮津選手のサスペンションセッティングなのですが、王滝2位と言う持久力、そして朽木で見せたと登坂での爆発力は既に国内トップレベルと言っていいと思います。
一方でエリート2レース目と言う事もあり、CJエリートの下りセクションのスピード領域でのバイクコントロールにおいてはまだまだ経験不足なのも事実だと考えています。
下りセクションで自身のコントロール下におけないスピード領域で突っ込んでしまうケースがあると言う事です。
コントロール化におけない状況はフルボトムから転倒、ラインを外す事からパンクなどと大きく成績を落とすリスクに直結します。
一方でエリート2レース目と言う事もあり、CJエリートの下りセクションのスピード領域でのバイクコントロールにおいてはまだまだ経験不足なのも事実だと考えています。
下りセクションで自身のコントロール下におけないスピード領域で突っ込んでしまうケースがあると言う事です。
コントロール化におけない状況はフルボトムから転倒、ラインを外す事からパンクなどと大きく成績を落とすリスクに直結します。
宮津選手は前田選手とは大きく違いバイク操作へのタメ(余裕)を作っています。
リバウンドスピードはほぼ標準と呼ばれるレベルですが、大きな違いとしてはストローク量が120mm、サグ量が20%の24mmとかなり大きく取っていると言う事です。
(前田選手のサグ量も15%と標準の範囲内で前田選手のサグ量が少ないと言う訳ではありません。)
このストローク量の長さとサグ量によってタイヤと路面が常に安定した状態をもたらします。
リバウンドスピードはほぼ標準と呼ばれるレベルですが、大きな違いとしてはストローク量が120mm、サグ量が20%の24mmとかなり大きく取っていると言う事です。
(前田選手のサグ量も15%と標準の範囲内で前田選手のサグ量が少ないと言う訳ではありません。)
このストローク量の長さとサグ量によってタイヤと路面が常に安定した状態をもたらします。
もちろん両選手のセッティングにもデメリットがあります。
前田選手においてはスピードとバイクをコントロール下における領域の広さと引き換えにコントロール出来なくなった時に破綻(転倒)までの余裕の少ない事。
宮津選手においては下りでの安定性とコントロール下から外れた状態から破綻までの余裕と引き換えに登りでの不必要なストロークによる登坂での爆発力。
前田選手においてはスピードとバイクをコントロール下における領域の広さと引き換えにコントロール出来なくなった時に破綻(転倒)までの余裕の少ない事。
宮津選手においては下りでの安定性とコントロール下から外れた状態から破綻までの余裕と引き換えに登りでの不必要なストロークによる登坂での爆発力。
たまたま2名とも日曜日のアップ前の3人で雑談をしてる時にこのサスペンション談義となりました。
そして自分のセッティングがどういう風になっているかと言う事を”知る”事でそのセッティングを最大限に使って走る事が出来ると言う事です。
そして自分のセッティングがどういう風になっているかと言う事を”知る”事でそのセッティングを最大限に使って走る事が出来ると言う事です。
これらが出来るのは僕が選手と良く話せる環境にあるからです。だからこそ選手の得手不得手を知る事が出来て個々にセッティングの”提案”が出来るわけです。
レース現場でも「キクちゃん今、ちょっといい?」って聞いてください。
僕がレース現場にいるのはPAXPROJECTの選手達の為にいるのでPAXの選手がどんな時でも最優先ですがタイミングによってはいくらでも対応が出来ますし、その時がトラブル対応などをしてて駄目でも必ずどこかで時間を作ります。
だから選手は僕の話を聞いてくださいってアクションを起こしてください。遠い目で「PAXの選手や公平は良いなぁー」って思うだけじゃなくて最初の一歩を是非踏み出してください。
レース現場でも「キクちゃん今、ちょっといい?」って聞いてください。
僕がレース現場にいるのはPAXPROJECTの選手達の為にいるのでPAXの選手がどんな時でも最優先ですがタイミングによってはいくらでも対応が出来ますし、その時がトラブル対応などをしてて駄目でも必ずどこかで時間を作ります。
だから選手は僕の話を聞いてくださいってアクションを起こしてください。遠い目で「PAXの選手や公平は良いなぁー」って思うだけじゃなくて最初の一歩を是非踏み出してください。
これはPAXCYCLEに来てくれるお客さんでも一緒です。しっかり話す為の来店予約制です。
PAXCYCLEとして貴方からの「キクちゃん今、ちょっといい?」をお待ちしております。
by 久々にこっちに書いたキクちゃん
PHOTO by 伊藤さま(ありがとうございます。)
SpecialThanks
ダートフリーク http://www.dirtfreak.co.jp/
使用Fショック SID XX 27.5″ 100mm SA 15mm (Taper) Blk
http://www.dirtfreak.co.jp/…/products/%E6%96%B0-sid-xx/1758/
(宮津選手はストローク長120mm化)
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(宮津選手はストローク長120mm化)